事務所の立地についての一考察

当事務所は名古屋市の天白区にあります。都心の事務所天白区は住宅地です。
一方で、都心には、大きな税理士事務所や税理士法人がひしめいています。

なぜ、都心には税理士事務所が集まるのか考えてみます。

 ① アクセスが便利だから
 ② 税理士の顧客の拠点が多いから
 ➂ 大きいビルにある方が見栄えよくすごい事務所に見える

ほかにもあるかもしれません。

確かに、従業員を雇うとなると①のアクセスはとても重要になります。都心だと周辺から通いやすいですね。

②もあるかもしれませんが、今は様々なツールが発達していますので、必ずしも顧客に近いことのメリットは薄れてきています。例えば、申告書の押印については、電子申告を利用することにより、昔のように申告書への押印は必要なくなりました。

そして、➂です。ここはよく考えるべきと思います。税理士の営業本を読むと、立地は大切であるということがよく書かれています。
なぜ立地が大切なのか。それは、税理士を立地で選ぶ方が多いからです。税理士の個々の実力なんて分からないから、都心で立派な事務所を構えているなら実力も高いだろうという発想なんだと思います。

しかし、普通に考えて、立地と税理士の実力は関係ありません
やはり、税理士と話してみて、考えをきいて、自分と合うかどうか、期待に応えてくれるかどうか確認すべきだと思います。